Episode 2 ―鉄道少年最後の夏・42年前の今日へ― 第8日目 「アベック台風5号6号襲来」


夕張
紅葉山・朝5:22発 D51重連 6793ㇾ 

何だこの暴風雨は?びしょ濡れになりながら撮影する。

夕張
13:19発 5797ㇾ

何なんだ!!何なんだ!!この暴風雨は!!

駅員に聞くと“大型のアベック台風5号6号”が来ているので夕張線がいつ運休になるかわからないとのこと。

夕張
紅葉山駅貨物ホームのベースキャンプ。ここは“山谷”か“あいりん地区”か?
朝の重連撮影後に仮眠を撮る始末だ。こんな場所では台風はしのげない。

夕張
昨日、夕鉄の廃線跡で“夕鉄ヘルメット”をゲットしたK君は、
ヘルメットがあるから、台風なんて怖くないと宣言するのだった!!
K君の後ろには、皆の濡れた服が吊るされている。

緊急事態発生!!全員の避難勧告発令!!

紅葉山駅周辺で宿探しするも、満室で空き室がない!!これはやばいことになって来た!!
全員一致で追分へ向かう。
しかし、追分駅周辺で宿探しするも、満室で空き室がない!!

これはかなりやばいことになってきた。苫小牧なら宿はあるだろう!!

8月23日(土)暴風雨
紅葉山16:44 → 追分17:22 734D
追分17:38 → 苫小牧18:23 230ㇾ
本日の宿泊地は、6人で仲良く苫小牧駅前旅館(朝食付き)。

苫小牧の駅前旅館で、一室6人ザコ寝、朝食付き2000円は安いのか?高いのか?
久しぶりの畳の上で、布団でぐっすり眠れたのだった。
朝起きてみると、その部屋は旅館の部屋ではなく、旅館の普通の居間だった?

勿論、翌日の撮影はノープランになる。


Episode 2 ―鉄道少年最後の夏・42年前の今日へ― 第7日目 「奈良の少年I・Tが参戦」

夕張

夕張

夕張

紅葉山では、個人個人で思い思いに撮影し、夕方には紅葉山貨物ホームに集合する約束になっていた。
夕方集合してみると、少年Hが、ゴッツイ身体をした腰に大きな鉈をぶら下げた少年を同伴していたのだ。
彼の名は、少年I・T。以前に少年Hと撮影地(常紋)出会ったらしい。
本日紅葉山で再会して合流したのだ。

少年I・Tは奈良出身で高校2年生。腰にぶら下げた大きな鉈は、燃料の木の薪割と撮影地の邪魔な樹を切り倒すらしい。
おいおい、現代だったら銃刀法違反だろう?それにしても、6人で自炊して食べる夕食は楽しかったな。

再びの自己紹介や自慢話に花が咲く。それにしても少年I・Tの常紋でテントを張って一人で寝泊まりした武勇伝には驚いた。
夕張

8月22日(金)晴れ後雨
紅葉山周辺で撮影。 紅葉山18:20 → 登川18:33 841D  
登川18:55 → 紅葉山19:06 842D  (盲腸線乗り鉄と入場券購入)
本日の宿泊地は、6人で仲良く紅葉山貨物ホーム。

Episode 2 ―鉄道少年最後の夏・42年前の今日へ― 第6日目 「少年Hとの出会い」

北海道

Episode 2 ―鉄道少年最後の夏・42年前の今日へ― 第6日目 「少年Hとの出会い」

覚えていますか、蒸気機関車が最後の輝きを放っていた、あの夏の日々のことを・・・。

昨晩、滝ノ上駅貨物ホーム跡で、練馬と世田谷から来た高校2年の、少年H・T・Kの三人組と会った。
その場で意気投合し、仲良く一緒に自炊して、星空の下で寝袋にくるまった。
頭のすぐ横を、地響きと共にD51牽引の重量貨物列車が通過する。
こんな迫力は今まで経験したことが無かった。

妹尾河童の自伝的小説の少年Hのお話では断じてない。
 「少年Hとの出会い」によって、旅を楽しく続けることが出来たのだ。
少年Hは終止明るく、ムードメーカーだった。剣道をやっているだけあって声がでかい!!

北海道

8月21日(木)晴れ
滝ノ上、紅葉山付近にて「少年H」グループと一緒に5人組となって撮影した。
列車には乗らず、徒歩とヒッチハイクで撮影する。
本日の宿泊地は、5人で仲良く紅葉山貨物ホーム。

現地で会うSLファンたちは、何だか高校生が多かったな。もちろん大学生や中学生もいたけど大人たちは目立たなかったな。
だいたい大人の駅寝は恥ずかしくてできないだろう。大人たちは1975年の春に、最後の雪と蒸機を撮影して終了しているはずだ。

鉄道少年最後の夏は「ガキ鉄天国」になっていた・・・。

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Episode 2 ―鉄道少年最後の夏・42年前の今日へ― 第5日目 「美しきパシフィック」


室蘭

室蘭

室蘭

室蘭

Episode 2 ―鉄道少年最後の夏・42年前の今日へ― 第5日目 「美しきパシフィック」

今回の旅の目的も室蘭本線で活躍する、最後のC57・38・44・57・135・144の5輌を思う存分撮影し、C57牽引の旧客で旅をすることだった。乗務員と話すことはできても添乗する図々しさは残念ながらなかった・・・。

8月20日(水)晴れ
社台・登別付近、ヒッチハイクと徒歩で撮影
登別14:54 → 岩見沢18:20 229ㇾ (追分で下車予定が、終点岩見沢まで寝過ごしてしまった)
岩見沢19:10 → 滝ノ上20:20 545D 
本日の宿泊地は、滝ノ上駅貨物ホーム。

IMG_3080_convert_20170819182758.jpg

道南周遊券だとエリア外なので個別に切符を買うことになる。

Episode 2 ―鉄道少年最後の夏・42年前の今日へ― 第4日目 「最後の扇形庫で蒸機と暮らしたい」

北海道

Episode 2 ―鉄道少年最後の夏・42年前の今日へ― 第4日目 「最後の扇形庫で蒸機と暮らしたい」

追分機関区の夜景を試みるが、夜間の機関区撮影は禁止されていたのだった。
夜間撮影はできなかったが、機関区の近くで蒸機の鼓動を感じながら寝袋にくるまった。
本当は扇形庫の中で寝袋で寝たかったのに・・・。

わずか4か月後には追分機関区のD51は消える運命にある。

北海道

昼間は何とか機関区の撮影許可が出た?たぶん・・・。そうだった・・・。
追分機関区では、この日以降は立ち入り禁止になっていた??

北海道
午後から栗山ー栗丘へ向かった。

8月19日(火)晴れ
追分13:39 → 栗丘14:14 227ㇾ 栗山20:46→社台22:21 232ㇾ
本日の宿泊地は、社台駅の軒下。

北海道ではすでに秋の気配を感じていた。

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プロフィール

高野 陽一

Author:高野 陽一
あなたは鉄道に感動したことがありますか?
いつの時代の、どこの国の、どんな線区の、どんな車輌や情景でもかまいません。
答えは明白です。それはあなたがカメラという映像媒体を通じて、あなたの魂(SOUL)が何かを感じ、あなたの魂(SOUL)をゆさぶった事にほかなりません。だから、あなたも僕も鉄道を今も撮影し続けているのです。
(社)日本写真家協会会員  (JPS)

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