2016.2 釧網本線 C11冬の湿原号+丹頂鶴+呑み会 ツアー ⑥

2016.2.20 塘路~茅沼 雪の無い「二本松」
冬の北海道なのになんだかなぁ~。しかも
樹々の枝に邪魔され視界も最悪です。「二本松」での撮影は最後になるでしょう。トホホでした。

雪がなければ、まるでアフリカのサバンナです。沢山のエゾシカがいます。
付近には5頭の野犬のグループもいました。

釧路のNさんから現地情報をいただきました。
天気は大変良いのですが・・・。
蒸機撮影を早々に切り上げて、気を取りなおして丹頂鶴の撮影に向かいましょう。

呑み屋情報③釧路「かかし」
頑固おやじの良心的な店。二回行きました。値段と内容は☆☆☆でした。次回も必ず行きます。

男は黙って“サッポロ・クラシック”をいただきます。

2016.2.20今宵も飲みます。
今夜は空から待望の雪が降ってきました。明日は期待できます。
2016.2 釧網本線 C11冬の湿原号+丹頂鶴+呑み会 ツアー ⑤

標茶駅にて、ただ雪があるだけで蒸機の存在感が引き立ちます。
HMはいただけませんが・・・。

もっと雪があれば動輪に雪がまとわりついたはずです。
標茶駅の歴史
標茶はかつて鉄道の町でした。鉄道の衰退は町の衰退にもつながります。
1974年7月21日。釧網本線、無煙化。
1975年4月24日。標津線、無煙化。
1989年(平成元年)標津線廃止。
かつては、駅の南側に蒸機の駐泊施設や転車台がありました。
機関支区が置かれた時代もありました。
1973年10月の釧路機関区の標津線使用のC11は6両配置されていました。
ナンバーはC1193.133.209.218.227.274。
現在使用されているC11171は1974年に長万部区より釧路区へと転属になりました。
標津線での使用は1年間もありませんでした。

呑み屋情報②釧路「虎や」
釧路人気№1の店。予約していきました。値段と内容は☆☆☆でした。人気店の為、時間管理に問題あり。
次回も予約して必ず行きます。

おっ~っ!世界の高梨沙羅さんのサインを発見!

魚介類は間違いなく新鮮です。

メンバーは変更になりましたが今宵も楽しく呑みましょう。
本日の撮影の反省会と、明日の撮影の検討に入ります。
2016.2.19 釧網本線 C11冬の湿原号+丹頂鶴+呑み会 ツアー ④

2016.2.19 細岡~塘路 「新夢が丘」
定番ですが、やっぱりこの撮影地でしょう!!ただし勾配はⅬです。
天候と煙は運を天に任せましょう!!

美しい丹頂鶴です。

見ているだけで心が癒されます。

鶴居村に丹頂鶴を撮影に来て驚きました!!
撮影している東洋人は、ほとんどが中国人だったのです。
撮影中に隣のフル装備の“おとっつぁん”に聞きました。
日本語で、どちらから鶴を撮影に来たのですか?「×▽×○◇××?」
「你从哪里来了?台北?北京?(あなたはどこから来ましたか?台北ですか?北京ですか?)」
富裕層中国人A「在鹤从上海来照相了(上海から鶴を撮影に来ました)」
「来自了上海吗?(上海から来たのですか)」
富裕層中国人A所有のNikonD4S+500㎜(三脚使用)で撮影された完璧な鶴の画像を見せられました。「好!」
「正拍摄鹤的出色的照片(素晴らしい鶴の写真をさつえいしていますネ)」
富裕層中国人Aは、にっこりと微笑んだのでした・・・。
撮影中の僕の前に立ちはだかるおじさんに「マナーの悪いおじさんだな!前に出ないでくださいナ!!」
マナーの悪い中国人B所有はCanon1DX+400㎜を手持ち撮影「×▽×○◇××?」
「保持照相规则,拍摄吧!(撮影規則を守って撮影しましょう)」
マナーの悪い中国人B「×▽×○◇××?」どこかに消え去りました。
個人的意見で大変申し訳ないが、一部の中国人富裕層の撮影マナーの悪さにあきれます。ここは日本です。
郷に入ったら郷に従え(据乡乡一次)と思います。
日本のカメラ+超望遠レンズ(すべて日本の一流品使用)を使い日本で道楽をしているのですから。
お願いします!マナーは守ってください!!一緒に楽しく撮影しましょうョ!!
今度は別の場所で明らかに欧米人とわかる集団がいました。
その中で、ひときわ目立つ丹頂鶴スタイル(帽子は赤、ジャケットは白、パンツは黒の丹頂鶴スタイル)の
黒人Mr.Bobbyに聞いてみました。
「Where did you come from?」
Mr.Bobby「I came from Hokkaido」(たぶんジォークのつもり)
「Hokkaido?」
Mr.Bobbyは日本語を話せました。「僕はプロカメラマンです。大自然の写真を撮影しています。今回はアメリカ
人・イギリス人・オーストラリア人と釧路・知床ツアーに参加しました」
「日本の大自然を楽しんでください。ホナサイナラ!!」
彼らの装備は、NikonやCanonのフラッグシップモデル+純正の超高級望遠レンズ+三脚はGitzo(仏)、
Hasky(米)、Manfrotto(伊)+ジンバルヘッドはWimberly(米)、Jobu Design(加)、Zenelli(伊)、
Beike(中)を使用していることです。
ジンバルヘッドは超望遠レンズ使用の長時間に及ぶ鳥や動物の撮影には効果を発揮します。
設計思想は間違いなくジャイロ使用の銃座でしょう。
なぜ日本のメーカーがジンバルヘッド作らないのか不思議でなりません?(僕が知らないだけ?)
例えば“陸上自衛隊監修ジンバル式雲台”を作れば売れると思うのですが・・・。
2016.2 釧網本線 C11冬の湿原号+丹頂鶴+呑み会 ツアー ③

2016.2 釧網本線 細岡~塘路 「新夢が丘俯瞰」
暖冬で雪も少なく釧路川が凍結していませんが、釧路湿原らしさは出ていると思います。

“キタキツネ”と蒸機のコラボを撮影してみたいのです。

呑み屋情報①釧路「あぶり家」

呑み屋情報①釧路「あぶり家」
ホテルのチラシ持参で-5%引きですがちょっと残念でした。
スペース的にはいい店ですが、値段と内容が☆でした。次回はたぶん行かないと思います。

珍しいメンバーでの呑み会です。話題は昭和40年代末期の「蒸機撮影の自慢話」です。
41年後の北海道での再会を楽しみました。
さて明日の撮影は雪が少ないので悩むところです。
釧路駅で気が付いたこと
地下街が消えていた「釧路ステーションデパート」。
調べてみると1961年(昭和36年)開店。2004年(平成16年)閉店。
理由:利用客の減少だそうです。
釧路市の人口推移。最盛期1980年(昭和55年)22.7万人。2015年(平成27年)17万人(推定)。
釧路港の最盛期1977年(昭和52年)。
原因は第一次産業の衰退だそうです。
内閣総理大臣・安倍晋三様。つまらない議員の国会答弁より“地方再生の戦略”を議論願います!!
2016.2 釧網本線 C11冬の湿原号+丹頂鶴+呑み会 ツアー ②
2016.2 釧網本線 C11冬の湿原号+丹頂鶴+呑み会 ツアー ①
昭和50年11月。夕張線・清水沢駅跨線橋で僕らは寝袋で寝ていました。
その時偶然にO君と出会いました。
彼は高校1年生。僕と山本シェフは高校3年生でした。
当然高校をさぼって、夕張線にD51を撮影に来ていました。
楽しかったな!!
そんなO君から、釧路呑み会の誘いを受けました。
行きましょう「呑み鉄」僕の大好きなパターンです!!
仲間が北海道の蒸機撮影で揃うのは実に41年振りです。
若かったあの頃・・・。まさか41年後に一緒に北海道で蒸機撮影ができるなんて、なんて幸せなことでしょう!!
現地集合の現地解散で宿は別々、車も別々。しかし撮影場所は好みで変わりますが、丹頂鶴撮影と夜の呑み会
は一緒です。お互い仕事に都合をつけての集合です。参加者はわずか5名です。
楽しく遊びましょう!!次回は参加人数増やしたいのです!!

2016.2 釧網本線 細岡~塘路 「夢が丘」にて おやおや予想外の力行で汽車が現れました。

ウチダザリガニ(北米大陸原産のザリガニ)とはどんなものか食いてえな!!
皮肉にも、食用に米国から持ち込み、その後米国と対戦したのでした。
釣り人に、このあたりで何が釣れるか尋ねると“アメマス”だそうです。
それにしても気温-5℃は暖かすぎるのではないでしょうか? 続く。
その時偶然にO君と出会いました。
彼は高校1年生。僕と山本シェフは高校3年生でした。
当然高校をさぼって、夕張線にD51を撮影に来ていました。
楽しかったな!!
そんなO君から、釧路呑み会の誘いを受けました。
行きましょう「呑み鉄」僕の大好きなパターンです!!
仲間が北海道の蒸機撮影で揃うのは実に41年振りです。
若かったあの頃・・・。まさか41年後に一緒に北海道で蒸機撮影ができるなんて、なんて幸せなことでしょう!!
現地集合の現地解散で宿は別々、車も別々。しかし撮影場所は好みで変わりますが、丹頂鶴撮影と夜の呑み会
は一緒です。お互い仕事に都合をつけての集合です。参加者はわずか5名です。
楽しく遊びましょう!!次回は参加人数増やしたいのです!!

2016.2 釧網本線 細岡~塘路 「夢が丘」にて おやおや予想外の力行で汽車が現れました。

ウチダザリガニ(北米大陸原産のザリガニ)とはどんなものか食いてえな!!
皮肉にも、食用に米国から持ち込み、その後米国と対戦したのでした。
釣り人に、このあたりで何が釣れるか尋ねると“アメマス”だそうです。
それにしても気温-5℃は暖かすぎるのではないでしょうか? 続く。
特雪の魔力 3話 “どうにもとまらない” 北上線特雪

特雪の魔力 3話 “どうにもとまらない” 北上線特雪
94年2月16日(水)
“北上線特雪”特雪751ㇾ 北上10:30→横手16:44
DD14306[青東]+ DE101537[青東]の重連。
当時、翌年から北上線の除雪がDD14からモーターカーに変更になる噂を聞いた。
今回の特雪も平日運転の為、会社から突発の有休を何とか取得できた。
北上線は、雪のある区間が道路から離れており撮影回数より質を選びたい。
今回は、作業区間では段切り翼を出すと聞いていたので楽しみにしていた。
和賀仙人からのアプローチは意外と雪が少なかった。
それでも何とか、俯瞰撮影地を確保し特雪427ㇾを向かい撃つ。
段切り翼も出ており、何とか迫力のあるカットをものにできた。

除雪作業は、薄暗くなってからも続いた。
相野々では、夕刻の撮れるか撮れないかギリギリの時間帯に“特雪”はやって来た。
今シーズンは、あと何回“特雪”を撮影できるだろうか。
山本リンダではないが“特雪”撮影が“どうにもとまらない”のだ・・・。
1986.1 中華人民共和国 蘇家屯機務段 “厳冬” JF6

1986.1 中華人民共和国 蘇家屯機務段 “厳冬” JF6
また、この冬も中国に来てしまった・・・。
どこの国でも、機関区の撮影は楽しい。
情報のない時代、新しい発見や、驚きが連続する。目を凝らして蒸機を探し記録メモをとりながら撮影する。
中国では、前進・建設・上游・C2以外を撮影できれば金星だろう。
廃車体もくまなく撮影する。
この旅行では、パシナ・勝利・人民・解放・解放6型・躍進・工建型を撮影することができた。
蘇家屯機務段の片隅で解放6型(JF6)を見つけた。
一体どれほど停車していれば、こんなに大きなツララが出来上がるのだろうか。
手元にある温度計を見ると-26℃を指している。
見事な氷の芸術を見て、夢中になって撮影する。
当時のツアーは、撮影制限が多く、高額な支払いも悩みの種だった。
どうしたら安く効率よく撮影できるか、暗中模索の時期が確かにあった。
結論は日本の旅行社を通さず、直接中国の旅行社を使う手配旅行に軍配が上がった。
なんだか海外蒸機撮影の泥沼に、どっぷりと浸かりそうな気がする。
2016.2.16 “9633会” in 目黒・駒八
特雪の魔力 2話 “氷雪の行軍・深名線特雪”
米坂線特雪撮影の二週間後。またまた前々日に突然会社に、木村氏から電話がありました。
明後日“深名線特雪”走ります。明日の羽田発20:00の全日空75便で出発します。
航空運賃はノーマルで高くなりますが、深名線内でのダイヤや作業区間は全て確認できています。
遠いですけど行きますか?
ハイ行きます。仕事の休みは何とかします。千載一遇のチャンスは逃したくありません。
それでは明日、全日空75便で待ち合わせしましょう。

94年2月8日(火)
“深名線特雪”特雪427ㇾ 幌加内8:50→朱鞠内11:59(到着後構内除雪)
DD14329[旭川]+ DD14330[旭川]の背合重連。
新雪の急な斜面を慎重にトラバースしながら、泳ぐようにゆっくりと高度を稼ぐ。
北海道特有のパウダースノーが、行く手を阻む。
先頭を行く同行の木村氏は、重い機材をもろともせず、確実にラッセルしながら高度を稼いで行く。
あたかも、雪と戦うことを楽しむかのように。
妥協の赦されない雪との戦いは続く。
やっとの思いでたどり着いた稜線から後ろを振り返る。
雪に埋もれた幌加内川の対岸の鉄路は大きくSカーブを描いている。
雲の間から、時折顔をのぞかせる太陽。新雪のベールに覆われた鉄路は輝きを失っている。
どれほどの時がたったのだろうか。暗雲とともに、ゆっくりと“特雪”が現れた。
谷を挟んで、幽かに聞こえてくる独特のロータリーサウンド。

多すぎる雪に喘ぐDD14背合重連。投雪は思いのほか遠方へは飛んでいない。
かき寄せ翼から溢れる雪。想像を絶する雪との闘い。
深名線の雪は、本州のそれとはあまりにもかけ離れていた。
明後日“深名線特雪”走ります。明日の羽田発20:00の全日空75便で出発します。
航空運賃はノーマルで高くなりますが、深名線内でのダイヤや作業区間は全て確認できています。
遠いですけど行きますか?
ハイ行きます。仕事の休みは何とかします。千載一遇のチャンスは逃したくありません。
それでは明日、全日空75便で待ち合わせしましょう。

94年2月8日(火)
“深名線特雪”特雪427ㇾ 幌加内8:50→朱鞠内11:59(到着後構内除雪)
DD14329[旭川]+ DD14330[旭川]の背合重連。
新雪の急な斜面を慎重にトラバースしながら、泳ぐようにゆっくりと高度を稼ぐ。
北海道特有のパウダースノーが、行く手を阻む。
先頭を行く同行の木村氏は、重い機材をもろともせず、確実にラッセルしながら高度を稼いで行く。
あたかも、雪と戦うことを楽しむかのように。
妥協の赦されない雪との戦いは続く。
やっとの思いでたどり着いた稜線から後ろを振り返る。
雪に埋もれた幌加内川の対岸の鉄路は大きくSカーブを描いている。
雲の間から、時折顔をのぞかせる太陽。新雪のベールに覆われた鉄路は輝きを失っている。
どれほどの時がたったのだろうか。暗雲とともに、ゆっくりと“特雪”が現れた。
谷を挟んで、幽かに聞こえてくる独特のロータリーサウンド。

多すぎる雪に喘ぐDD14背合重連。投雪は思いのほか遠方へは飛んでいない。
かき寄せ翼から溢れる雪。想像を絶する雪との闘い。
深名線の雪は、本州のそれとはあまりにもかけ離れていた。