Episode 1 ―初めての北海道一人旅・44年前の今日へ― 第5日目 “C5550に添乗”

1972年8月26日(土)晴れ
Episode 1 ―初めての北海道一人旅・44年前の今日へ― 第5日目 “C5550に添乗”

 南稚内10:14→340D→抜海10:34、抜海13:38→344D→豊富14:30、豊富17:34→321ㇾC5550
→稚内18:57、稚内20:50→急行「利尻」→札幌5:46、

北海道
C5547牽引の回323ㇾ。欲張ってこれも撮りたかった。

急行「利尻」で夜中に目が覚めたら音威子府だった。牽引機を確認するとDD51748。南稚内で下車、朝日が眩しい。

北海道
回送列車や南稚内機関区で時間を潰しすぎたのか、撮影地は稚内市街地からあまり離れていない。
それでも何とかスポーク動輪のわかるポジションで撮影できた。

北海道
後追いは、何とか北海道ぽいでしょうか?

今日も快晴だ。手始めに稚内行き回323ㇾC5547を撮影し南稚内機関区を覗き、抜海方面へとぼとぼと
歩き始めた。熊笹に足を取られながらも本命の324ㇾC5547を撮影。

北海道
抜海では食料調達できず。ああ、腹減った。海沿いの集落まで歩く根性がありません。

北海道
サロベツ原野を行く9600。右奥に利尻富士が霞んで見える。

3本の貨物列車を撮るべく抜海に移動。撮影の待ち時間を利用してラジカセを大音量で聞く。山本リンダの
「どうにもとまらない」が意味もなくせつなく原野に流れた。
豊富で遅い昼食をとる。駅で日曹炭鉱天塩鉱業所専用鉄道の時刻を聞いたらあっさり国鉄ではわからない
とあしらわれた。食堂でカレーライス170円とバナナかき氷70円を食べていると汽笛が聞こえてきた。慌てて
豊富駅に行くと蒸機列車が止まっていた、手前の貨車が邪魔で全体はよくわからないがナンバーが9643と
読める。間違いない日曹炭鉱の罐だ。残念ながら9643は写真を撮る前に発車してしまった。

北海道
せっかく添乗できても、まともな画像がない。
ガキ鉄が舞い上がってしまいそれどころではない。せめて乗務員たちと記撮したかったのに・・・。


気を取り直して豊富発17:34の稚内行き321ㇾC5550に乗ることにする。この時の旭川機関区にはC55・30・47
・50の3輌が配置されていた。その後にC5547が廃止されC5787の登場となる。豊富でC5550を撮影していると
「乗っていかない?」と機関士から声をかけてくれた。これはまたとないチャンスだ。お言葉に甘え、キャブに
乗り込んだ。暑くて前方視界が悪い上、よく揺れる。豊富、芦川、兜沼と僅か2区間の添乗だったが乗務員の
苦労が少しわかったような気がした。

スハフ32に戻り、二重窓の狭窓を4枚とも開け放ち西日をいっぱい浴びながら極北の稚内を目指した。
前方には先ほど添乗したC5550が見え隠れする。

抜海を過ぎ、しばらく行くと左手に日本海が大きく車窓に広がった。乗客に夕焼けに浮かぶ利尻富士を見せる
ために321ㇾは徐行した。終着の稚内には18:57着。機関士と機関助士に添乗のお礼を言ってから改札を出た。
稚内で学生ラーメン180円とライス60円を食べる。ついでに銭湯で垢を洗い流す。

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プロフィール

高野 陽一

Author:高野 陽一
あなたは鉄道に感動したことがありますか?
いつの時代の、どこの国の、どんな線区の、どんな車輌や情景でもかまいません。
答えは明白です。それはあなたがカメラという映像媒体を通じて、あなたの魂(SOUL)が何かを感じ、あなたの魂(SOUL)をゆさぶった事にほかなりません。だから、あなたも僕も鉄道を今も撮影し続けているのです。

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